今日も朝から雨の佐呂間町。
最高気温は23.6度。

酵素玄米を炊くスタッフさんが
こまハウスを離れる日です。

午前6時、ボランティアがこまハウスまで迎えに来ます。
支度して待っていたスタッフさんが荷物を車に積んで
こまハウス住人と「さよなら」します。

玄関先で、母子達が寂しそうにお見送りしていたように見えたのは
早朝で雨が降っていたせいなのかな?

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さて、残ったこまハウス住人達は
明日の移動準備をしながら
いちにちを過ごしていました。

夜、ちょっと様子を見に行きました。
みんなお風呂に入って
夕飯を食べる頃でした。

女の子が
「こまさん、これ。。。」

こまハウスの住人が離れていく日に
子ども達から受け取ったものです。
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女の子は、忘れていったと思ったのでしょうか。
目の前に持って来てくれました。

「忘れてないよ。これは”こまハウス”に置いておくの」

忘れてないからね。
気持ち、嬉しかったよ。
ありがとね。

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ちょっとここで、私の想いを。。。
この、子ども達のメッセージは
私に宛てて送ってくれたものですが
私の後ろには、こまハウスを支えてくれる
たくさんの支援者がいて
その支援者のものでもあると思っています。
だから、私がこのメッセージを自宅に持ち帰るものではないと
思いたいのです。
「ありがとう」は、母子とこまハウスを守ってくださる方々との
心の通い合い。
共有したいのです。

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ふた組の母子が静かなこまハウスで
元気いっぱい「いただきます」をしましたが
ひとり、涙ぐんでいます。

寂しい気持ちが込み上げてしまったみたいです。
こういう感情、いいですね。
成長の現れです。
大切にしたいと、思いました。

しばらくの間、一緒に歓談しながら
女の子の作品を仕上げる作業を手伝いました。

3年目の夏を、こまハウスで過ごした女の子は
反抗期?だった3年前よりも大きく育って
編み物を覚えました。
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お母さん達とも、いろいろおしゃべりしました。
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保養に子ども達を連れてくるお母さんは
今住んでいる場所を離ることが重要で
安心して生活できることが良いと言います。

空気、環境、食事、遊び場。

よく遊び、よく食べ、よく寝る。
規則正しい生活の中で
溜まった「毒」を出していく。

私たちボランティアは
そんなお母さんのお手伝いを
これからも続けて行きたいと望んでいます。

ちょっと疲れちゃって
ご心配かけちゃったりしますけど
子ども達の笑顔と成長を見て守ることが
この保養の目的で頑張れるのです。

子ども達は、みんな良い子。

大人達の愛情をいっぱい受けて
しっかりと成人して欲しいと思います。

成人して、子どもを育てるようになったら
子どもと一緒に保養に来て欲しい。

なぁ〜♪


明日、ふた組の母子は次の保養の場へ移動します。
お天気、よければいいな!


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ご寄付ありがとうございます

8月10日 訓子府町 I様
ご寄付ありがとうございます!
こまハウスの活動に使わせていただきます。